渓流や海岸の岩壁に生える常緑の多年草。高さは15〜30cm。根は肥厚し密毛がある。 葉は根元に1枚つき紙質、楕円形〜倒卵状披針形、長さ6〜12cm、鋭尖頭、脈に沿って濃緑色の部分がある。 茎葉は鱗片葉で、楕円状3角形で長鋭尖頭、長さ6〜15mm。 花は穂状花序となり、淡緑色でやや疎らに5〜13個つける。距は線形、先端は反曲し、長さ13mm位。 果実(刮ハ)は長楕円状根棒状、長さ8〜9mm。 分布は西表島(固有)開花は3〜5月。 |
葉は少しねじれた卵形、基部はクサビ形かやや茎を抱く。網目の模様がついている。 西表島 (左)2009.4.24 (右)2011.7.24 |