イリオモテシャミセンヅル(西表味線蔓)

カニクサ科 カニクサ属
Lygodium microphyllum

山裾、原野等に見られるつる性の常緑性シダ。根茎は匍ふくし黒褐色の毛がやや密につく。
葉柄は長さ約10cm、暗いわら色で無毛、上部には狭い翼がある。羽片は多数、5〜10cm離れてつく。
基部はやや切り形〜わずかに心形、全縁で無毛。ソーラスをつける小裂片は裂片の辺縁から突出し狭い。
分布は石垣島、西表島、与那国島

西表島 11.7.24

西表で歩くたびに探していましたが殆どがこれに似たカニクサで、諦めていた頃になって
やっと見つけた物です。カニクサ程多くはないが、林縁や湿地等で見かけた。。
西表島 11.7.24

裂片の辺縁からソーラスをつける小裂片が出る。
西表島 2012.10.28



西表の山地の湿地の中で、枯れた大木を覆う光景が見られました。
見事な群落にしばし足が止まります。 他にはタカウラボシ、
ハブカズラ、ヤエヤマオオタニワタリ等が生えていました。



(左右共)西表島 2015.2.16


西表島(左・中) 2018.10.17 (右)2018.10.19




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