イリオモテヒメラン(西表姫蘭)

ラン科 オキナワヒメラン属
Malaxis bancanoides

山地樹林下、林縁でみられる多年草。茎は肥厚し、球状〜円柱状、基部から根を出し、長く横に這い、草丈は20〜40cm。
葉は有柄で斜楕円形〜卵状楕円形、先は尖り、辺縁は波打ち、長さ6〜9cm、上面は緑色だが、下面は多少紫色を帯びる。
総状花序は茎頂につき、長さ10〜18cm、包は3角状披針形。花は開出してつき、淡黄色、花弁はがく片よりやや短く、唇弁が上にあって先端がわずかに切れ込んでいて、側弁は3歯縁、つまり花が逆さまの状態でついている。
分布は石垣島、西表島、沖縄本島北部。開花は8〜9月。:別名 ムラサキチュウガエリ

沖縄島 2005.8.14


西表島 2012.10.27

西表島 2012.10.26

西表島 2013.7.29

西表島 2007.2.17

久しぶりに自生を確認出来ました。
沖縄島 2017.7.23

沖縄島 2017.8.15

西表島 2018.10.17

沖縄島 2019.1.7

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