イリオモテアザミ(西表薊)

キク科 アザミ属
 Cirsium brevicaule var. irumtiense

砂浜海岸や岩礫地、やや内陸の草地に生える高さ30〜100cmの多年草。雌性両性同株。
茎は頭花の重みで先が斜上し、 上部で数回分岐する。根出葉は花期にもあり、葉身は革質で光沢があり、楕円形、長さ20〜50cm、羽状に深裂し、裂片は7〜10対。
頭花は単性又は2〜3個が疎らに総状につき、総苞は鐘形〜筒形、径12〜18mm、緑色で総苞片の縁は紫褐色、硬質で8〜9列。 花冠は紅紫色。分布は久米島、宮古島、石垣島、西表島、与那国島。開花は周年。

アザミといえば沖縄島では白いシマアザミが定番ですが、 葉の裏面に
密毛がある事で、シマアザミと区別が出来る。
(説明は東平安名崎の看板にありました)

宮古島 2005.5.8

池間島より池間大橋をバックに 宮古島 2005.5.8

与那国島 2014.3.23

与那国島 2014.3.24

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