イヌチャセンシダ(犬茶筅羊歯)


チャセンシダ科 チャセンシダ属
Asplenium tripteropus

・山地の湿った岩上や生える常緑性のシダで根茎は斜上、直立する。
・葉柄は紫褐色で向軸(表側)の左右と、背軸(裏側)に1個の翼がある。基部の鱗片は披針形、黒褐色(辺縁は褐色)
・葉身は1回羽状複生、狭長楕円状、鈍頭、葉軸の先端に無性芽をつける事が多い。
・側羽片は長楕円形、ほぼ無柄、基部で耳状になる事があり、円頭〜鈍頭、辺縁は歯牙縁。
・胞子嚢群は羽片のやや辺縁より、長楕円形〜線形。 ・分布は本州(秋田県、神奈川県以西)、四国、九州。
兵庫県 2014.5.8

葉軸の先端の所処に無性芽が見られた。
兵庫県 2014.5.8

葉身は狭長楕円状、鈍頭。胞子嚢群はやや辺縁より。
兵庫県 2014.5.8

葉柄の向軸(表側)の左右と、背軸(裏側)に1個の翼がある。(チャセンシダは背軸の翼は無い)
兵庫県 2014.5.8

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