イヌホタルイ(犬蛍藺)

カヤツリグサ科 ホソガタホタルイ属 
Schoenoplectus juncoides

山地、平地の湿地、休耕田に生える多年草。匍匐根茎はない。
有花茎は高さ20〜70cm、幅1.5〜3mmで、横断面は鈍5〜6稜、表面は光沢がなく緑色。苞は1枚、有花径に続く。
花序は側生し、無柄の小穂が2〜9個付く。小穂は狭卵形で長さ9〜18mm、幅3.5〜5mm。 鱗片は広倒卵形、長さ2.5〜3mm、中肋は緑色でその両側は褐色を帯び、短い芒がある。
痩果は広倒卵形、長さ1.5〜2.3mm、横断面は凸レンズ形。針刺状花被片は5〜6個つき、痩果と同長か短く下向きにざらつく。 柱頭は2岐またはそのうちの1個の途中から短く出て3岐となるものもある。
分布は日本全国、朝鮮半島南部、台湾、中国、フィリピン。開花は7〜10月。

伊平屋島 2014.11.27 ⇒この日のブログ

金武町 2021.8.2

花期の小穂、柱頭は2岐またはそのうちの1個の途中から短く出て3岐となるものもある。
金武町 2021.8.2

痩果は広倒卵形、横断面は凸レンズ形。針刺状花被片は5〜6個つき、痩果と同長か短く下向きにざらつく。
金武町 2021.8.2

金武町 2021.8.2

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