イヌガシ
(犬樫)
別名 マツラニッケイ
クスノキ科 シロダモ属
Neolitsea aciculata
山地に生える常緑の中高木。幹は灰褐色〜灰黒色、平滑、若枝は緑色。雌雄異株。
葉は互生し枝先に集まってつき、長さ15〜20cm、披針形〜倒卵状披針形、全縁、3行脈が目立ち、シロダモに似るが、やや小さく、 葉裏は青白い。葉柄は長さ1〜2cm。
花は葉腋にできる散形花序に暗紫紅色の花を数個つける。果実は液果で長さ1cmの楕円形、黒紫色に熟する。
分布は関東地方南部以西、四国、九州、沖縄。 開花は2〜4月。
西表島 2015.2.15
西表島 2015.2.15
国頭村 2019.3.1
(左)雄花 (右)雌花
大国頭村村 2023.2.26
(左)果実は液果で長さ1cmの楕円形、黒紫色に熟する。
(左)国頭村 2023.2.26 (中・右)大宜味村 2016.3.27
トップへ戻る