インドヒモカズラ(印度紐蔓)

ヒユ科 インドヒモカズラ属
Deeringia polysperma


低山地の石灰岩地域にみられるつる性の草本又は亜低木。高さ(つるの長さ)は5mにもなる。
茎は弧状に曲がり新芽以外は全株無毛。葉は互生、卵状披針形〜披針形、長さは5〜13cm、先は尖り、基部は円形〜心形。
葉腋から出る穂状花序は長さ3〜10cm、(果実期では時に15cm)径4mmの緑白色の小さい花を咲かせる。
液果は球形で白熟し、径4〜5mm。分布は宮古島、石垣島、西表島。

西表の山地で岩から垂れ下がっている所を見ました。
西表島 2012.10.28

大きな葉の割に花はとても小さい。この時花が咲いていたかも知れないけれど写せていない。 白い球形のものは果実です。
西表島 2012.10.28

石垣島 2014.1.5

花が撮れました。花の径は4mm、包は卵状3角形、長さ0.8mm位で無毛。花被片は卵形、長さ3mm位。
西表島 (左・中)2015.1.30 (右)2018.10.19

西表島 2019.7.17

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