・日当たりの良い原野、荒地に生える多年草。根茎は束生し、匍枝を出さない。 ・有花茎は高さ70〜90cmで硬く、平滑無毛、円形、中央部に1〜2枚の線状の葉をつける。 ・葉は線形で硬質、扁平、縁はざらつき茎より短い。基部の鞘は黒赤色。 ・分花序は各節に1〜3個つき、小穂は5〜10個、柄は長さ2〜8cm、苞の鞘は黒赤色。 ・小穂は披針形、長さ2〜2.5cm、9〜12個の鱗片を2列に配列する。 ・分布は沖縄県(伊平屋島、伊是名島) |
小穂は披針形、長さ2〜2.5cm、9〜12個の鱗片からなる。 鱗片は披針形、長さ1〜2cm、硬室で竜骨があり、上部の縁には白毛がある。 |
痩果は鎌状倒卵形、3稜形、長さ3mm、表面には皺が多く、小孔がある。 刺針は5〜6個、上向きにざらつく。柱頭は3岐する。 |