日当たりの良い平地に生える多年草。植物体は叢生し、根茎は短く、有花茎は硬く高さ10〜50p、横断面は3稜形。 葉は有花茎より短く幅は1〜3mm。葉鞘は膜質で濃赤褐色。苞は葉状、4〜7枚つき花序より長い。 花序は頭状、多数の小穂を密生する。花序枝は単一か又は複数。沖縄のものは長さの違う花序枝を複数持つものが多い。 小穂は密に多数つき、やや直立して扁平、披針形、長さ1〜2cm、15〜50花を密につけ、赤褐色または淡色。 鱗片は広楕円形、長さ約2mm、鋭頭。痩果は狭倒卵形、長さ1mm、上端はやや切形、褐色〜黒褐色、2稜あってやや扁平。 花柱は痩果とほぼ同長。柱頭は2岐する。開花は7〜10月。 分布は本州(関東地方以西)〜南西諸島、朝鮮半島、中国、インド、インドネシア、 オーストラリア、アフリカ。 |
沖縄のものは長さの違う花序枝を複数持つものが多くみられる。 |