イボタクサギ(水蝋臭木)

シソ科 イボタクサギ属 
Clerodendrum inerme

海岸林、マングローブの周辺の湿地、河口付近に生える常緑半つる性の低木。枝は長さ2〜3m、扁円形で始め灰白色の細毛が あるが後にやや無毛となる。 葉は単葉で対生、長さ4〜10cm、卵状楕円形〜長楕円形、全縁、裏は微毛〜無毛で微細な腺点が全面にある。 葉柄は長さ5〜15mm。 葉腋につく散房花序は通常花が3個、花冠は白色〜帯紅白色、雄しべ、雌しべは長く紅紫色。果実はコルク質で倒卵形で褐色。 長さ1〜1.5cm。種子は普通2個。開花は4〜12月。
分布は種子島、トカラ列島〜沖縄各島、台湾、中国南部、熱帯アジア、太平洋諸島、オーストラリア北部。

 恩納村 2007.9.23

 2007.9.23

 (左)今帰仁村 2016.12.1 (右)嘉手納町 2022.1.28  

紫紅色の花が咲いてました。
 石垣島 2018.7.25

 嘉手納町 2022.1.28

果実はコルク質で倒卵形で褐色。 長さ1〜1.5cm。
 嘉手納町 2021.1.28

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