ホウロクイチゴ(焙烙苺)

バラ科  キイチゴ属
Rubus sieboldii


林縁、林床に見られる常緑つる状小低木。茎は太く上方に寄りかかって伸びるか、匍匐する。刺は細い。
葉は革質で広卵形〜卵状円形で長さ7〜25cm、幅6〜20cm、基部は心形、浅裂し、裂片は鈍頭、鈍鋸歯縁。 表面は深緑色、下面は綿毛が密生し、黄色を帯びた淡褐色、細脈まで裏に隆起する。
花は前年枝の葉腋に1〜2個付き、径3〜4cm、花弁は白色で5枚。実は赤〜橙、集合果は径約2cm。
分布は関東南部〜沖縄諸島。

(左)屋久島 2019.6.1 (右)本部町2008.3.8


裏面は黄白色の綿毛に覆われる。

(左)本部町 2012.3.8(右)2004.5.16


(左)名護市 2020.4.3 (中)国頭村 2012.3.8 (右)国頭村 2012.5.7

国頭村 2021.4.9

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