ホウキガヤツリ

カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
Cyperus distans

湿った草地、荒地に生える多年生草本。根茎は短く匍ふくする。
有花茎は径3〜3.5mmの三角柱形で、高さは30〜70cm。
葉は有花茎より低く、上面に2肋あるM型、幅は3〜10mm。基部の鞘は赤褐色で後に多少分解する。 包は4〜6個、下方のものは花序より長く、斜出する。
散形花序は広卵形で長さ幅ともに10〜30cm、長さの違う花序枝が分散、斜上し小花序をつける。
穂状花序は始め倒卵形で後に開出し、長さ幅ともに4cm。小穂は長さ5〜20mm、細い線形で赤褐色、始め上向するが後で開出し、 疎らに鱗片をつけ、鱗片は長さ1.5〜2mm、楕円形で3稜形、花柱は痩果とほぼ同長。
痩果は長楕円形で3稜あり、長さ1.3〜1.5mm、柱頭は3岐する。 分布は種子島以南〜沖縄各島。

国頭村 2016.2.6

国頭村 (左)2016.2.6  (右)2016.1.28

国頭村 2016.2.6 

国頭村 2016.2.6 

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