ホソバワダン(細葉わだん)

キク科 アザトウナ属
Crepidiastrum lanceolatum

  海岸に生える多年生草本。葉は茎頂にロゼット状に出て、その葉腋から多数の枝を放射状に出す。 下方の枝は地面に圧着し、上端部は斜上し、高さは10〜30cmに達する。根生葉の下葉はへら状長楕円形、鈍頭、 長さ5〜15cm、幅2〜4cm、中葉は長楕円形〜披針形、上葉は卵状長楕円形で共に茎を抱く。
花は枝端に散房状に密集し、黄色い花を咲かせる。沖縄ではンジャナー(苦菜)と呼ばれて葉を刻み白和えにして食べる事が多い。
分布は本州(島根県・山口県)〜琉球、朝鮮半島南部、中国。開花は8〜11月。




糸満市 2012.12.17


東村 2013.1.30

←根生葉が切れ込んだタイプが見られた。
その周りは普通の根生葉




糸満市2012.12.17


うるま市2022.12.11

うるま市2022.12.11

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