ホソバシケシダ(細葉湿気羊歯)


イワデンダ科 オオシケシダ属
、Deparia conilii

・低地の山林内の湿った斜面に生える夏緑性のシダ。
・根茎は長く横走し、径1〜1.5mm、黒っぽい鱗片があり、早落性の為古い部分は裸出する。
・葉は二形で単葉、胞子葉は披針形〜狭披針形、長さ15〜30cm、栄養葉より長く、淡緑色、 最下部の羽片は普通、短いがやや長いこともある。裂片は鈍頭、全縁〜波状鋸歯縁、基部は前側で切形、後側でくさび形で無柄。
・ソーラスは裂片の中肋近くに付き、包膜は無毛で片縁は裂ける。
岩手県を11月に訪れた時に撮ったものですが、多くが紅葉していました。
岩手県 2012.11.23

胞子葉。羽片の基部は前側で切形、後側でくさび形で無柄。
岩手県 2012.11.23

胞子葉
岩手県 2012.11.23

葉は二形で下に有るのが栄養葉、立ち上がっているのが胞子葉。
千葉県 2016.8.7

千葉県 2016.8.7
この千葉県のものは他にオオホソバシケシダ(シケシダとホソバシケシダの雑種)の可能性もあると教えて頂きました。 もっと観察が必要です。
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