ホソバシャリンバイ(細葉車輪梅)
オキナワシャリンバイ

バラ科 シャリンバイ属
Rhaphiolepis umbellata var. liukiuensis

山地林内〜海岸でみられる常緑の小高木。幹は直立して上方で分岐し高さ3〜5mになります。葉は柄があり、枝先に集まって車輪状につき、 普通のシャリンバイより細長く、長楕円形〜狭倒卵形、先は尖り、辺には鋸歯が目立ち、若い葉はさび色の毛を密布します。 花は白色で、枝先の円錐花序に多数つきます。果実は球形で径1cm前後、黒熟する。
分布は奄美〜沖縄。開花は3〜5月。

国頭村 2013.5.18

(左)葉の鋸歯はシャリンバイより目立つ事が多い。(右)若い葉。
国頭村 2013.5.18



(左)国頭村 2010.3.13  (右)うるま市沿岸部  2016.11.5

沿岸部のものは葉が楕円形で鋸歯が小さく狭義のシャリンバイかも知れない。
又葉には変異が多く分けずにシャリンバイr.indicaとする考え方もあると様です。

名護市 2021.8.25

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