ホソバナライシダ(細葉奈良井羊歯)


オシダ科 ナライシダ属
Arachniodes borealis  

・低地の林縁や林床に生える夏緑性のシダ。根茎は長く横走し、まばらに鱗片をつける。
・葉柄は葉身とほぼ同長、わら色か、一部赤褐色を帯びる程度で、半透明〜淡褐色の膜質の鱗片をやや密につける。
・葉身は5角形状、4回羽状中裂〜全裂し、先は尖り、基部は切形、長さ50cm、幅約35cm程度。
・中軸の鱗片は淡褐色で、広披針形、全縁。葉質は薄い草質、葉面は表裏とも単細胞のとがった毛をつける。
・ソーラスは裂片の切込み近くにつき、葉脈に背生する。包膜は円腎形。
岩手県 2012.11.23

中軸の鱗片は淡褐色で、広披針形。ソーラスは裂片の切込み近くにつき、葉脈に背生する。
岩手県 2012.11.23

宮城県 2017.6.27

宮城県 2017.6.27

宮城県 2017.6.27

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