ホソバモクレイシ(細葉木茘枝)

ニシキギ科 モクレイシ属 
Microtropis japonica  var. sakaguchiana

低地〜山地の林内に生える常緑低木。高さは2〜3m。枝は紫色を帯びた濃い褐色。
葉は対生、革質、無毛、全縁、狭楕円形〜卵状披針形、先は鈍く尖る。
花は雌雄異株、集散状で葉腋に花序を作り、花序柄は7〜15mm、数花をつける。花は5数性、淡黄緑色、径5〜8mm、花弁は5個、雄花の雄蕊は5個、 雌花には5個の退化した雄蕊がある。
刮ハは緑色に熟し、種子は赤色。
分布は本州(関東南部・伊豆諸島),九州, トカラ列島〜沖縄、台湾。開花は12〜1月。

国頭村 2019.9.7

国頭村 (左)2019.12.25 (右)2020.2.3

(左)雌花 (中)雄花 (右)仮種皮が裂開して赤色の種子が見える。
国頭村 (左・中)2019.12.25 (右)2020.2.3

国頭村 2020.3.1

トップへ戻る

inserted by FC2 system