ホソバコウシュンシダ(細葉恒春羊歯)

コバノイシカグマ科 フモトシダ属
Microlepia obtusiloba var. angustata


山地林下にみられる常緑性のシダ。根茎は匍匐して径2.5〜3mm、黒褐色の剛毛がある。葉柄は暗褐色で短い軟毛があるが。 葉身は2回羽状復生。長楕円状披針形〜三角状卵形、薄い草質で深緑色、下部は狭くなり、上部も鋭尖頭の先端に向かって次第に狭くなる。 葉軸の向軸側は淡緑色、背軸側は淡褐色。羽片には短い柄がある。小羽片の基部はくさび形で無柄、羽状に深裂〜全裂する。
分布は琉球列島(屋久島、沖縄島)

元はコウシュンシダで載せていましたが、沖縄島の物はホソバコウシュンシダというご指摘を受け変更しました。
国頭村 (左)2013.3.30 (右)2013.1.28

国頭村 2013.1.16

胞子嚢群はやや小型扁円形、ポケット状、裂片の辺縁から内側寄った0.5〜1.0mmの所につく。
国頭村 2012.10.22

国頭村 2016.9.21

(中)この写真の物は辺縁より0.5mmの所に胞子嚢群が付いていました。
国頭村 2016.9.21

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