ホシダ(穂羊歯)

ヒメシダ科 ヒメシダ属
Thelypteris acuminata

道端や林道で見かける常緑性のシダ。根茎は長く、這い群生する事が多い。葉状体の間隔が広い。
葉柄は長さ20〜30cm。基部の鱗片は早落性、茶褐色で三角状長楕円形。葉軸や中肋の葉脈上に疎らに毛がある。
葉は2回羽状中裂、葉身は広楕円状披針形で長さ40〜60cm、幅15〜20cm、基部は狭くならず、大きな側羽片と同じような頂羽片がある。側羽片は線状披針形、辺縁と羽軸の中間まで切れ込み、基部は切形〜やや心形。
胞子嚢群は裂片と中肋の中間かやや辺縁寄りに狭い間隔でつき、円形。包膜は円腎形で毛がある。
本州(福島、新潟県以南)〜沖縄 朝鮮、中国、台湾、フィリピン)

2012.3.14

側羽片は線状披針形。短柄がある。
2012.3.14

根茎は長く這いやや間をあけて葉をつける。葉柄基部。
2012.3.14

胞子嚢は円形。
2012.3.14

胞子嚢は裂片の辺縁と中肋の中間かやや辺縁よりに付く。
2012.3.14

羽片の先や頂羽片の先が割れている個体を見つけました。シシホシダというらしい。
2012.3.14




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