ヒナノシャクジウ(雛の錫杖)

ヒナノシャクジョウ科 ヒナノシャクジョウ属
Burmannia championii   

常緑樹林下の湿った場所でみられる菌従属栄養植物。多年草。草丈は3〜10cm。根茎は球状に膨れ多数のひげ根がある。 茎は単一で直立し、高さ5〜8cm、疎らに小さい麟片を互生する。
花はほとんど無柄で茎頂に2〜10個やや頭状に集まり、乳白色、長さ6〜7.5mm。
この仲間ではルリシャクジョウと、シロシャクジョウがあります。
分布は本州(関東以西)・四国、九州〜沖縄島。開花は6〜8月。

国頭村 2009.6.7



2012.8.8

国頭村 2018.6.10



外花被片は三角形、長さ1.5mm内外、内側は黄色、内花被片は
へら型。雄蕊は3個、外花被片と互生し、 内花被片の下部につく。
子房は下につき、花柱は花筒内に直立し、柱頭は3裂する
国頭村 2018.6.10

恩納村 2021.6.12

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