ヒナギキョウ (雛桔梗)

キキョウサ科 ヒナギキョウ属
Wahlenbergia marginata


日当たりの良い原野や山地路傍に生える多年性草。高さは20〜40cm。
茎は細く疎らに分岐、下部に開出毛がある。 葉は互生で細長い倒披針形、長さ2〜4cm、幅3〜8mm、縁は肥厚し白くなり、鈍い波状の鋸歯がある。上部の葉は披針形で少ない。
花は柄先に5〜6mmの小さい花を1個、長い柄の先につける。花冠は漏斗状で白〜青紫色、先は5裂する。
室果は直立し倒円錐形、長さ6〜8mm。分布は本州関東地方以西〜沖縄。 開花は5〜8月。

伊平屋島 2014.4.26

伊平屋島でみた白花
(左、中)室果は直立し倒円錐形
(右)柱頭は3岐する。
伊平屋島 2017.5.5

久米島 2009.3.21

(左)西表島 2012.2.6  (右)2018.4.25



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