ヒナアズキ(雛小豆)
(別名:コバノツルアズキ)

マメ科 ササゲ属
Vigna riukiuensis (APG分類ではVigna minima var.minor)

日当たりの良い草地や荒地で見かけるつる性の多年草。ヒメツルアズキの変種とされている。
葉は3小葉からなり、頂小葉は広倒卵形、長さ2〜4cm、幅1.2〜2cm、鋭頭〜鈍頭、基部は中央かそれよりやや上で最も幅が広い。 花は葉腋につく総状花序に5〜8花つき、黄色で長さ約1cmと小さく、竜骨弁はねじれる。
豆果は線形で長さ3.5〜4.5cm、無毛。種子のへそには縦溝がある。 よく似たオオヤブツルアズキとは葉の形や大きさ、種子の形状で見分ける。 分布は沖縄、台湾。南中国、フィリピン。開花は周年。

宮古島 2021.3.16

西表島 (左)2007.2.17 右2011.12.26

豆果は線形で、長さ3.5〜4.5cm、無毛。
西表島 11.12.26

(左)8月でも花を見る事ができ、開花は季節を問わないかもしれない。

名護市09.8.29

国頭村 2012.5.27


国頭村 2012.5.27

宮古島 2022.5.20

トップへ戻る

inserted by FC2 system