ヒメサギゴケ (姫鷺苔)

サギゴケ科(←ゴマノハグサ科) サギゴケ属
Mazus goodenifolius

山地渓流の岩上や湿った林縁の土手に生える多年草。茎は直立して高さ5〜15cmで葉や茎は白い毛に覆われる。
混生葉はロゼット状でヘラ型、長さ3〜5cm、倒卵状長楕円形で先は円く、縁には大きく切れ込んだ鋸歯がある。
花茎は高さ8〜15cmで総状花序に少数の花をつける。萼は杯状で粗い毛が生え、縁は深く5裂し、裂片は三角状卵形。 花冠は白色〜淡紅紫色を帯び、上唇は上向した卵形で先は2〜3裂し、下唇は先端で3裂し、基部に黄色の2隆条がある。
刮ハは扁球形で萼に包まれる。分布は九州南部〜沖縄、台湾、ニューギニア。  開花は2〜3月。

沖縄島北部 2014.3.14

沖縄島北部 2014.3.14

混生葉はロゼット状でヘラ型。
沖縄島北部 2014.3.14







沖縄島北部 2017.1.31

沖縄島北部 2022.2.6

(左)葉は倒卵状長楕円形で先は円く、縁には大きく切れ込んだ鋸歯がある。(右)萼縁は深く5裂する。果実が割れ、種子が見えた。
沖縄島北部 2022.2.6

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