ヒメミゾシダ

ヒメシダ科 ミゾシダ属
Thelypteris palustris


山地の渓流沿いの岩の隙間にはえる常緑性のシダ。根茎は短く横走し、岩隙に密着している。葉柄は有毛。 わら色〜淡緑色、やや紫色を帯びる事もあり、基部は暗色。葉身は披針形〜狭披針形、頂部は尾状、単羽状複生か基部の1〜3対で 柄が見られる事もあり単羽状深裂となる。葉のすべての軸には毛がある。

葉の色は緑色〜濃緑色で艶があります。
2013.2.20

2012.9.19

「沖縄方面以外のヒメミゾシダはミゾシダが矮小化したもので、本物は沖縄方面のものだけ、ということに。
沖縄方面のヒメミゾシダは、母種がギムノカルパという種類で、内地のミゾシダとは別種になっています。
葉の艶も目立つし、私もかなり納得していたのですが、最近のDNA分析の結果では「母種はギムノカルパ種
とはいえない」という説もあります。 :光田重幸先生よりコメントを頂きました。ブログはこちら  ⇒

2012.9.19

2012.8.12

胞子嚢群は脈に沿って長楕円形となり、包膜はない。胞子嚢は有毛。
(左2枚)2012.11.3  (右2枚)2013.2.20

2012.11.3

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