・日当りの良い低地林床や草地に生える多年草。・株は叢生し、細長い匍匐根茎がある。有花茎は高さ10〜25cm。 ・葉は柔らかく、幅1〜2mm。・基部の鞘は淡褐色。苞は葉状で花序より長く短い鞘がある。 ・小穂は頂部に固まってつき、頂小穂は雄性、線形で長さ0.3〜0.5cm、無柄。 ・側小穂は雌性で円柱径で長さ0.3〜0.6cm、無柄。 ・雄鱗片は緑白色、鋭頭。雌鱗片は緑白色、短芒。 ・果胞は雌鱗片より長く、卵形、長さ2mm、短毛、短嘴、口部は凹形。 ・痩果は密に果胞に包まれ、倒卵形、長さ1〜1.2mm、頂部に小型の盤状付属体がある。柱頭は3岐。 ・国内分布は本州(紀伊半島、広島県)〜九州、南西諸島。開花は4〜5月。 |