ヒカゲヘゴ(日陰ヘゴ)

ヘゴ科 ヘゴ属
Cyathea lepifera



山地の谷間、林下、林縁でみられる大型のシダ。幹は直立して高さ5〜10m位になり、径は20cm位になり、幹の表面は葉柄の 落ちた跡が丸の中に逆八の印の模様が出来る。葉柄の基部は密に麟片をつけ、淡褐色〜白色、長さ4cm、幅2〜4mm。
葉身は倒卵状長楕円形、3回羽状深裂〜全裂、長さ2〜4m。 羽片は大きいもので長さ80cm、小羽片は長さ10〜15cm。胞子嚢群は小羽片の中肋寄りにつき、包膜がない。側糸は淡色、胞子嚢より長く、 狭い麟辺状のものもある。
分布は琉球列島(奄美大島以南)、中国(南部)、台湾、フィリピン。


2007.3.18

2012.7.28




2012.9.23



国頭村(左)2012.4.14  (右)2014.12.18

うるま市 2020.29

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