ヒイラギヤブカラシ(柊藪枯)

ブドウ科 ヤブカラシ属
Cayratia tenuifolia

路傍、荒れ地、草地に生えるつる性の多年草。茎には稜角がある。
葉は互生し柄があり、鳥足状の5〜7小葉からなり、頂小葉は広卵形〜広楕円形で6〜8cm、縁に粗い鋸歯がある。
花序は扁平な集散花序で花弁は4個で平開し、黄色、後に黄い白色、径3mm、葯が円い。
液果はだるま形にくびれ、黒熟する。
分布は本州(近畿地方)、九州〜琉球、韓国、台湾、中国南部〜マレーシア。開花は未確認(周年?)

ヤブカラシによく似るが、小葉が短く、鋸歯がより荒く、花盤の色が淡く、液果がだるま状にくびれる事で区別できる。
石垣島 2014.3.21

花序は扁平な集散花序で花弁は4個で平開。葯が丸い。
石垣島 2014.3.21

宜野湾市 2021.6.27

液果はだるま形にくびれる。
本部町 2021.9.8


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