ヘツカシダ(辺塚羊歯)

オシダ科  ヘツカシダ属
Bolbitis subcordata


山地の渓流など湿った所に生える常緑のシダ。根茎は地上を横走し、相接して葉をつける。葉は二形で
栄養葉は単羽状、披針形。側羽片は10〜15対。頂羽片は先が長めにのびて先端に無性芽をつける。
胞子葉は高く、直立し羽片は全縁から波状縁、短い柄があり裏面一面に胞子嚢が広がる。分布は九州南以南。

2012.8.18

2012.8.18

先端の無性芽
国頭村 2010.2.21

無性芽から又新しい葉が出てました。
国頭村 2010.4.17

葉脈は網状、不整の網目があり、通常1本の遊離小脈がある。
国頭村 2013.12.10

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