ヘツカリンドウ(辺塚竜胆)
(リュウキュウアケボノソウ)

リンドウ科  センブリ属
Swertia tashiroi

やや日当りの良い林縁や林内の登山道等に生える一年草又は越年草。草丈は20〜80cm。
基部に大きな根出葉があり、楕円形〜倒卵形で長さ10〜25cm、幅2.5〜10cm。茎葉は小型で苞状、長さ2〜4cm。
花は疎らな円錐花序に4〜5数性、顎裂片は狭三角形で長さ2〜4mm、花冠は4〜6深裂し、裂片は長さ12〜15mm、先は尖り、 緑白色〜紫褐色、上部に紫褐色または緑色の斑点があり、やや中央部に径約3mmの円形の蜜腺溝が1個あり、蜜腺溝の縁に突起はない。
分布は鹿児島(大隅半島)〜沖縄。開花は11〜2月。名前の由来は大隈半島の辺塚で発見されたので。


国頭村 2008.11.30

国頭村 2007.1.7

国頭村 2008.1.3

名護市 2023.1.15

花のバリエーション04.12.5


その他の花のバリエーションと開花期

その後のヘツカリンドウ 2006.12.24 , 2007.1.7 , 2008.11.30 , 2008.12.13 , 2008.12.20, 2009.1.3, 2009.12.27, 2013.1.6


この場所のものは草丈が低く、花は小さめ、花弁も細めです。花期は遅めで1〜2月。
国頭村 2023.1.29

(右)種子は長さ1mm程度、表面に突起がある。
恩納村 2024.3.3

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