ヘラオモダカ (箆面高) 

オモダカ科 サジオモダカ属
Alisma canaliculatum

水田、湿地、沼地やため池の浅水域に生える抽水生の多年草。茎は直立し短く太い。草丈は40〜130cm。
葉は両端が細くなる狭長楕円形、長さ5〜30cm、幅2〜4cm、基部は次第に細くなり柄に繋がる。
花茎は長さ30〜80cm、中空で三角柱状、花枝を3個づつ数段輪生し、先で更に3個の枝を分ける。
花は径1cm、萼片は3個で扁円形、緑色、花弁は白〜淡紅色、雄蕊は6個、雌しべは1列環状に多数並ぶ。
果実は多数の痩果が頭状に集まった集合果。痩果は扁平で倒卵形、長さ2〜2.5mm。
分布は日本全土。花期は9〜12月。

1月はほぼ果実期でしたが、まだ残り花があった。
うるま市 2018.1.16

うるま市 2018.1.16

若い葉は無柄で線形〜わずかにへら型。成葉の基部は次第に狭くなり茎に繋がる。
うるま市 2018.1.16

(左)果実は多数の痩果が頭状に集まった集合果。(右)痩果は扁平で倒卵形、長さ2〜2.5mm、背部に深い縦溝が1個ある。
うるま市 2018.1.16

うるま市 2018.11.21

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