ハチジョウシダ(八丈羊歯)


イノモトソウ科 イノモトソウ属
Pteris fauriei

・林縁、林下に生える常緑性のシダ。・根茎は短く、やや太く斜上し、線状で赤褐色の麟片をつける。
・葉柄は長さ30〜50cm。わら色で基部に近い所は赤褐色。麟片を密につける。
・葉身は葉柄より短く、2回羽状複葉、卵状三角形。羽片は羽状に全裂し、基部で少し狭くなる事がある。
・大きな頂羽片、最下側羽片の下側の第1小羽片が大きくなり、形のまとまった美しいシダだ。
・胞子嚢群は裂片の辺縁にそって長く伸びる。 伊豆諸島以南に分布。

国頭村 2012.5.23

国頭村 2012.5.23

国頭村 2012.5.23

国頭村 2012.3.19

国頭村 2012.3.19

幼い株はアシガタシダの形に似るが羽片の鋸歯、葉柄などに気をつけて観察する事。
名護市 2012.10.23

羽軸や中肋に刺のある場合もある。
国頭村 2012.10.16

===================海辺に生えるハチジョウシダ===================

海岸の風の当たる岩の上に這うように生えていた。 気になるので又訪れる機会があると思うので、画像だけですが残しておきます。
与那国島 2013.12.16


===================国頭村の海岸の岩場で。===================

国頭村 2015.4.4

国頭村 2015.4.4



胞子嚢群は完全に熟していて葉を自宅に持ち帰った時、
開封したら一気に胞子がはじけてしまった。
胞子の形だけでもと写せる範囲で撮ったが、、
いずれ1個あたりの胞子数を数えたいと思います。

国頭村 2015.4.4

国頭村 2015.4.4



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