ハシゴシダ(梯子羊歯)

ヒメシダ科 ヒメシダ属
Thelypteris glanduligera  

・林下のやや乾いた所に生える常緑性のシダ。根茎は長く這い、先端部に鱗片をつける。
・葉柄は長さ15〜35cm、淡緑色、基部は褐色を帯び、有毛、早落性で三角状長楕円形の鱗片がある。
・葉身は広披針形、淡緑色、先は鋭く尖り、2回羽状深裂、全体に半透明の毛があり、背軸側には黄褐色のがある。 葉脈は遊離、小脈は単条、辺縁に達する。側羽片は狭長楕円状披針形、ほぼ無柄、最終裂片は全縁〜波状縁。
・胞子嚢群は裂片の辺縁よりにつき、円形、包膜は縁腎形、表面は有毛。分布は宮城県以南〜琉球列島(与論島以北)
兵庫県 2014.5.8

(左)最下羽片が一番大きい。(右)淡緑色、基部は褐色を帯び、有毛、早落性で三角状長楕円形の鱗片がある。
兵庫県 2014.5.8

屋久島 2017.5.19

胞子嚢群は裂片の辺縁よりにつき、主脈の両側に2列に並ぶ。
屋久島 2017.5.19

長崎県 2023.11.11

長崎県 2023.11.11

トップへ戻る

inserted by FC2 system