山地の常緑樹林下で、やや湿り気のある所に生える菌従属栄養植物。 北部の山でみた時、この株は、もしかしたら別な品種かも知れないと思いましたが、その時は詳しい事が分からずでした。 他のヤツシロラン⇒(ヤンバルヤツシロラン)に比べて開花期の草丈が10〜15cmと大きいのと、萼片も長めの釣鐘状、 茎や花の色がやや薄めの褐色というのも区別されるのではないかと思います。 その姿からしてツツザキヤツシロラン又はツツガタヤツシロランと呼んでいましたが、⇒2017年4月7日付で神戸大学の末次健司氏により論文が発表され、新種ツツザキヤツシロランと命名されました。 他にハルザキヤツシロラン⇒ヤンバルヤツシロラン、ツボミヤツシロラン、 ナンゴクヤツシロランがあります。 |
今年は大宜味村の観察に行ってきました。 この場所はハルザキヤツシロランも一緒にありましたが、 イノシシのせいか、土が掘られていて探せず。 ツツザキヤツシロランは周辺で10株程確認。 |