ヤンバルヤツシロラン(山原八代蘭)
(旧称ハルザキヤツシロランとしていたもの)

ラン科 オニノヤガラ属
 Gastrodia nipponicoides
山地の常緑樹林下で、やや湿り気のある所に生える菌従属栄養植物。
塊根は紡錘状で斜上。花茎は高さは3〜4cmで花後長さ20〜30cmに伸びる。花は通常2〜3個またはそれ以上の時もある。 花は筒状で平開しない。ヤンバルヤツシロランはハルザキヤツシロランに比べて花の数が多いと聞いています。
他に草丈が10〜17cmで長さ20mm位の花を咲かせるのもので ツツザキヤツシロラン、 又開花しないまま結実するツボミヤツシロランがあります。
(2017年4月7日付で神戸大学の末次健司氏により論文が発表され、沖縄のものは新種ヤンバルヤツシロランと命名された。)

枯れ葉の中に埋まっていて、小さいのでなかなか探しにくい。国頭村 2010.2.28

咲き終わりの株です。花茎が伸びて少しずつ上向きになっています。 国頭村 2010.3.21

虫に食われたのか外側が無くなっているのがありました。花の中の様子がわかります。 2011.3.15

国頭村 2011.3.20

国頭村 2012.3.8

ハルザキヤツロランに比べて花の数が多い。
国頭村 2016.3.20

(左)土を掘ってみると根茎が見えました。
この株の高さ6.2cm、根茎の長さ6cm、径8mm程度
(右) 花は筒状で平開しない。
国頭村 2016.3.20

(左・中)国頭村 2018.3.20 (右)大宜味村 2019.2.19






大宜味村(左)2020.3.1 (右) 2020.2.24


ツボミヤツシロランと同じ場所にみられた。
大宜味村 2021.2.22



西表島の林のなかで、湿った落ち葉の中に生えていました。腐生ラン。
花の数が少ない事からこれがハルザキヤツシロランかも知れません。
一度みたきりでがまだ分かりませんがこちらに置いておきます。
西表島 2007.2.17

 西表島 2007.2.17


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