ハリツルマサキ(針蔓柾)

ニシキギ科 ハリツルマサキ属
Gymnosporia diversifolia  

海岸の石灰岩の上を這う半蔓性の常緑低木。茎はよく分岐して、長さ通常1〜2m。若い枝には微細な突起を密生する。 長枝の葉腋や先に長さ0.5〜1cmの刺針がある。
葉は互生で革質、倒卵形、長さ2〜3cm、幅1〜1.2cm、円頭〜凹頭で基部はくさび形、縁に数個の円鋸歯があり、両面無毛。 葉柄は3mm以下、又は無柄。托葉は長さ0.5〜1mm。
花は葉腋に短い集散花序を作り、花冠は白色で先は5裂し、径2〜4mm。花盤は杯状、雄蕊は5個、柱頭は2裂する。
室果は倒卵形でやや扁平、長さ6mm、径7mm、赤熟する。
分布は奄美、琉球、台湾、中国南部、ベトナム、マレーシア、フィリピン、タイ。開花は8〜11月。

 2006.9.10

枝は灰色。
 南城市 2019.12.13

 南城市 2019.12.13

 南城市 2019.12.13





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