ハリイ(針藺)

カヤツリグサ科 ハリイ属 
Eleocharis congesta var. japonica

湿地や水田跡地に生える1年草。匍枝はない。叢生し、稈は細く直立〜斜上し高さ6〜20cm、鮮緑色。
小穂は披針形〜狭卵形で長さ3〜8mm、幅1.5〜2.5mm、時に基部から腋芽が出来る。鱗片は卵状楕円形で長さ1〜1.5mm、鈍頭、一部に血さび色の部分がある。
痩果は倒卵形、長さ0.7〜1.2mm、黄緑色、断面は3稜形。刺針状花被片は6個、痩果の1.2〜1.5倍の長さで下向きにざらつく。 柱頭は3個。
分布は北海道〜琉球、朝鮮半島、中国、台湾、インド、インドネシア、マレーシア。 花期は6〜10月

宜野湾市 2014.11.8

(左)茎の基部は赤褐色を帯びる (中)時に小穂の基部から腋芽が出来る。(右)鱗片は卵状楕円形、鈍頭、一部に血さび色の部分がある。
宜野湾市 2014.11.8

痩果は倒卵形、長さ0.7〜1.2mm、黄緑色、断面は3稜形。刺針状花被片は6個。柱頭は3個。
宜野湾市 2014.11.8

金武町 2017.12.4

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