ハナガサノキ (花笠木)

アカネ科 ハナガサノキ属
Morinda umbellata

山地に生える常緑の藤本で長さは3〜6m。 葉柄は短毛が散生し、托葉は褐色の薄い筒状で、短い糸状突起がある。
葉は対生し長楕円形、長さ5〜12cm、全縁、先が突き出て尖り、基部はくさび型。
花は枝先に頭状花序を4〜10個、散形状につける。花は緑白色で長さ約4mm、先は4裂し、 裂片は広披針形で先が尖り、喉部に白毛が密生する。 果実は数個の核果が集合果となり、集合果は不整の球形で径約1cm、橙黄色に熟する。
分布は種子島〜先島諸島、大東島。花期は6〜8月。

国頭村(左) 2012.1.25 (右)2015.12.5


2009.6.20

2009.5.16


国頭村 (左)2011.11.6 (中、右)2014.12.14

国頭村 2019.5.27
国頭村 2021.12.17

葉は対生で楕円形、先が突き出る。表面に光沢が見える。
石川市 2023.6.8

花弁の喉部に白毛が密生する。雌花の柱頭は2個。
石川市 2023.6.8

托葉は褐色の薄い筒状。短い糸状突起がある。
石川市 2023.6.8

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