ナンゴクハマウド(南国浜独活)

セリ科 シシウド属
Angelica japonica var. hirsutiflora

海岸やその近くに生える高さ1~2mの多年生草本。
葉は3角形、長さ20~50cm、1~3回3出羽状複葉、小葉は卵形~披針形、鋭~鈍頭、 微鋸歯縁。葉柄は上部で長さ20~50cm、鞘があり、茎葉は上に行くに従って小さくなり、広い葉鞘がある。
茎頂に大型の散形花序を作り、花序枝は多数、花柄には毛が密生する。花は白色、花弁は倒卵形、雄しべは5個、花柱は細長く、子房は無毛。 果実は卵状長楕円形~楕円形、長さ6~10mm、やや厚い翼がある。
分布は沖縄、台湾。花期は3~5月。

具志村 2011.2.10
具志頭村 2011.2.10

大宜味村 2017.4.6

雄性期の花。
大宜味村 2017.4.6

雌性期の花。
大宜味村 2017.4.6

小果柄に毛が密生する事、葉辺の鋸歯がハマウドに比べて鋭くない。
大宜味村 2017.4.6

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