ハマジンチョウ(浜沈丁)

ゴマノハグサ科(←ハマジンチョウ科) ハマジンチョウ属
Myoporum bontioides 


常緑低木で、海岸の砂浜、岩地等の湿地に生える。高さは1〜1.5m、全株無毛。
葉はやや厚く長楕円形〜楕円形、長さ5〜10cm、先は尖り、基部は次第に葉柄に流れる。
花は葉腋に数個束生し、横向きに開く。萼片は鐘形で長さ5mm、5深裂。花冠は白色で長さ2〜2.5cm、内側に濃赤褐色の斑文がある。 果実は卵状球形で先は尖り、長さ1〜1.2cm。潮流にのって散布される。

九州の西海岸、種子島、沖縄、台湾、華南の海岸だけに分布する珍種で、 日本では1科1属2種という学術上貴重な植物である。沖縄県の天然記念物に指定されている。開花は春〜初夏。
南城市 2008.3.8

南城市 2008.3.8

南城市 2012.2.27

南城市 2018.1.7
トップへ戻る

inserted by FC2 system