・海岸の砂地やその近くの林床に生える多年草。長い根茎があり匐枝を伸ばし栄養繁殖する。 ・基部の鞘は褐色で著しく繊維に分解する。葉は有花茎より短く、厚みがあり縁はざらつく。苞は有花茎より長い。 ・有花茎は直立するが熟すると倒れる事が多い。頂小穂は雄性でこん棒状、雌小穂は側性で果胞が密につく。 ・雄鱗片は淡褐色、短芒がある。雌鱗片は緑白色、長芒があり、果胞より短い、又は長い。 ・果胞は長さ3〜3.5mm、脈が多数あり、毛が密生し、熟すると白くなる。 ・痩果は長さ2〜2.5mm、3稜があり、上部に小型盤状付属体がある。柱頭は3岐する。分布は本州〜南西諸島。 |