ハイシバ(這芝)

イネ科 ハイシバ属
Lepturus repens.


海岸の砂地に生える多年草。硬くて長い匍ふく枝を伸ばし、その先に芽と根をつけて広がる
稈は直立、又は斜上し、高さ15〜40cm。
葉は線形で内巻きし、長さ5〜12cm、幅3.5mm、無毛又は葉鞘の口部付近に疎らな毛がある。
葉舌は高さ0.5〜1mm、へりは細かく裂けて短毛の列となる。
穂状花序は円柱形で長さ5〜15cm、花軸は節ごとにくの字に曲がり、 熟すると中軸の関節が折れて、小穂と共に脱落する。小穂は長さ7〜15mm。 分布は九州南端(佐多岬他)〜琉球。開花は10月。

西表島 2018.10.17

西表島 2018.10.17

(中)葉鞘の口部付近に疎らな毛がある。
(右)頂上の小穂だけがほぼ同長の2包頴
西表島 2018.10.17

伊平屋島 2019.9.9





伊平屋島 2019.9.9

うるま市 2020.2.11

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