ギョボク(魚木)

フウチョウソウ科 ギョボク属
Crataeva religiosa

海岸近くの低地に生える高さ5m程度の落葉小高木。小枝や幹は赤褐色。
葉は互生、3出で小葉は卵形〜狭卵形、先が尖り、紙質、下面は灰白色で無毛、5〜6cmの葉柄がある。
茎頂の散房花序は長さ10cmで花は径4〜6cm、萼片は披針形、花弁は4個、長い爪があり黄白色、長さ15〜25mm、 雄しべは多数で紫色。液果は卵形〜楕円形、長さ5cm、外面に斑点がある。
分布は九州南部(大隅、薩摩半島南部)以南〜沖縄各島、台湾、南中国、東南アジア。開花は4〜5月。

伊平屋島 2014.6.1

ツマベニチョウの食草。和名は材が軟らかいので、釣りの擬似餌にする事からついた。
伊平屋島 2014.6.1

中城村 2020.6.18

国頭村 2020.6.19


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