ギンリョウソウ (銀竜草)

ツツジ科(←イチヤクソウ科) ギンリョウソウ属
Monotropastrum humile

山地の湿った林床に生える腐生植物で高さは8〜15cm。根は塊をなして集合し、褐色。
茎は直立し一株から数本出て全株純白、又は微赤色で乾くと黒褐色になる。
葉は鱗片状で多数茎に互生し、卵状楕円形。花は茎頂に1個つけ、長さは1.5cm、花弁は3〜5個で筒状、雄しべは10個、 子房は卵円形、花柱は短大、柱頭は紫褐色径3mm程度。
液果は白色で後、茎が倒れて地面につき種子を散布する。 分布は日本全土。開花は3〜8月。(沖縄では3月)

国頭村 2009.3.15

雌しべの先端は円形でやや平たく青みをおびている。
国頭村 2009.3.15

大宜味村 2014.3.30

花は終わりに近づくと黒褐色に変色し始める

大宜味村 2014.3.30

国頭村 2018.3.20

大宜味村 (左・中)2019.2.28(右)2021.4.5





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