フユノハナワラビ(冬の花蕨)

ハナヤスリ科  ハナワラビ属
Botrychium ternatum  

低地の山野や日当たりの良い路傍に生える冬緑性のシダ。根茎は短く、直立し葉を1年に1枚出す。
・葉は高さ10〜55cm、担根体は短く長さ2〜4cm、径2mm。栄養葉と胞子葉は相接して出て来るように見える。
・栄養葉は柄は長さ3〜8cm、葉身は3出状3〜4回羽状に深裂し、ほぼ五角形、鋭頭、暗緑色でやや厚い革質。
・胞子葉は栄養葉よりはるかに長く、柄は長さ12〜25cm、穂は円錐状2〜3回羽状に分岐する。

岩手県 2012.11.23

羽片はほぼ三角形、下部のものは長い柄がある。裂片は広楕円形から広卵形、円頭、わずかに鋸歯縁、それほど混み合ってはいない。
岩手県 2012.11.23

トップへ戻る

inserted by FC2 system