エダウチホングウシダ (枝打ち本宮羊歯)

ホングウシダ科 ホングウシダ属
Lindsaea chienii


・山地の林内のやや湿った所に生える常緑の小型のシダ。・根茎は短くほふくし、葉が相接して生える。
・麟片は赤褐色で狭披針形でまばらにつく。
・葉柄は赤褐色〜褐色、長さは10〜50cmで葉身の同長〜2倍位の変異がある。
・葉身は草質からやや硬質に近いものまであり、卵形〜三角形、通常2回羽状複生。
・側羽片は長楕円状披針形、有柄、裂片は後ろ側が発達せず、卵状長楕円形からひし形、辺縁は不規則に切れ込む。
・胞子嚢群は裂片の葉縁から内側へ寄ってつく。包膜は波状縁〜歯牙縁。
・分布は本州(伊豆半島、伊豆半島以西)四国、九州、琉球列島。

2012.10.18

(左)2012.8.1 (右)2017.10.31

2012.4.14

胞子嚢群は辺縁の切れ目に合わせてとぎれとぎれでついている。
2012.8.24

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