海岸の岩の上に生える常緑の多年草。根は木質化する。 茎(実際は1節ごとの仮軸分岐が連なったもの)は長く匍匐し、分岐しながら岩の上を這い、長さ20〜100cmになる。 托葉は合着し、横長三角形で長さ1.2〜1.5mm不規則な鋸歯がある。葉は有柄で対性し、卵状楕円形、長さ1.3〜1.7cm、幅約0.7cm、両面無毛。 花序は茎または枝に頂生する集散花序で葉状の苞ををもち、杯状花序は長さ2〜6mmで、総苞は長さ約2.5mm、腺体は小さく4個で花弁状の付属体をもち、白色、 花弁状の付属体は白色、長さ約1mm。 刮ハは広扁球形で3稜あり、長さ、幅も約2.3mm、平滑、無毛。 日本での分布は大東島のみである。その他は東インド、太平洋諸島、マリアナ諸島、オーストラリア。開花は周年。 |