アワムヨウラン
(阿波無葉蘭)
ラン科 ムヨウラン属
Lecanorchis trachycaula
暖温帯〜亜熱帯の常緑広葉樹林下に生える。地上茎はよく分岐し高さ30〜50cmで茎は黒く、棘状の突起があり触るとざらつく。 萼片と側花弁は倒披針形で斜上する。唇弁は萼片と同長、下半部は蕊柱と合着し、離生部は倒卵形で内面に毛を密生する。 蕊柱は萼片より短い。
分布は本州(和歌山県)、四国(徳島県)、九州〜琉球、台湾。開花は6〜8月。
国頭村 2012.6.16
花後の古い茎と蕾を付けた新しい茎が一緒になり固まっている。花期がどの位長いのか、まだ観察が出来ていない。
国頭村 (左)2012.6.9 (右)2012.6.16
花は萼片が黄褐色、唇弁はやや紅味を帯びた白色、内側に毛を密生する。
個々の花は一日花で、午後には閉じるかもしれない。まだ綺麗に平開した花を見ていない。
国頭村 2012.6.16
別な自生地を見つけた。次回の花の時期に確認したい。
国頭村 2021.12.26
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