アリモリソウ(有盛草)

キツネノマゴ科 アリモリソウ属
 Codonacanthus pauciflorus  
 

山地の樹林下、林縁の湿った場所に生える高さ20〜50cmの多年草。
茎は下方は地を這い、鈍い4稜があり、上部は直立する。
葉は対生、長楕円形で長さ4〜12cm、幅1〜5cm、先は鋭く尖り、全縁〜波状縁。両面に線状の鐘乳体があり、無毛。
総状花序は茎頂に単一または複生して長さ5〜15cm、白い花を数個〜十数個つける。花冠は広鐘形で内側の奥は紅紫色、 径8〜10mm、筒部は長さ2mm、裂片は5個。室果は長楕円形で下部は長い柄に狭まる
分布は種子島、屋久島以南。開花は10〜2月。

国頭村 2017.12.10

(左)国頭村 2007.11.3 (右)大宜味村 2008.11.29

伊平屋島 2013.11.20 (右)国頭村 2014.12.18

刮ハは上部が膨らみ、下部は柄状となり長さ1.2〜1.5cm。上部の膨らんだ中に2〜4個の種子がある。(花の後方)
大宜味村 2021.11.19

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