道端、草地に生える多年草。密に叢生する。有花茎は高さ15〜50cm、上部はざらつき、下部は平滑。 葉は有花茎より短く、幅2〜4mm。基部の鞘は褐色で繊維状に細裂する。 頂小穂は雄性、こん棒状、長さ1〜2cm、側小穂は雌性で円柱形、長さ1〜2cm、 雌花は3〜13列。 雄鱗片は半透明、頂芒。雌鱗片は緑白色〜上半分が褐色を帯びる事がある。 果胞は雌鱗片より長く楕円形、 長さ2.5〜3mm、幅1〜1.2mm、稜間に5〜7脈あり、短毛があり、口部は凹形。 痩果は密に果胞に包まれ倒卵形、長さ1.5〜2mm、 頂部に小型の盤状付属体がある。柱頭は3岐する。 分布は北海道〜九州、沖縄。開花は2〜5月。 |